水害の爪あとは大きく残っているけど、被害のあった野菜を手当てする余力はない・立ち止まっていても何も進まないので無事に残った夏野菜を収穫・販売しているよ。正直、半分ほっとしているところもあってね。ほぼ全部が順調にきていたから手が追いつかなくって、今年はここもあそこも草が伸び放題。収穫・販売がやっとだったんでね。だけど、落ち着いている場面でもなく、もう秋・冬野菜の準備の足音が聞こえてくるし、どうしてやろうかっていう心境だよ。
本当に痛いのは、田んぼだね。水がやっと引いた後、苗が立ち上がりだしたんだけど無情にもチェーン除草をかけなきゃいけない期限の到来。病みあがりかけの苗をチェーンで苛め抜く。立ち上がりかけた彼らは再び寝込んでしまう。普通だったらチェーンかけてもすぐに起き上がるんだけど、今回はそれが見られないよ。「ダメかもしれないなぁ」そんな不安が頭をよぎり、昨年産保有米は様子を見ながら確保の方向に。
エアルームトマト試作中の小ハウスもアウトでね。丸一日以上浸かると厳しいね。収穫・試食を楽しみにしていたからホント残念でね、種子も採れないし痛いよ。まぁ、来年の楽しみにと先延ばしさ。