ずーっと一人で思い描いてきたことだったんだけど、まさしく「お金のいらない国」という題名で15年も前に長島龍人さんという方が本を出されていてね。先日、知合いのあるお方が投稿をシェアされていて衝撃的な感動だったよ。同じ考え方をする人がいるんだ!ってね。お金もそうだし、権力もそう。今の世の中、これらが原因で起きる問題が多すぎるよ。メディアにももううんざり。お金はたしかに便利だし、生活するうえでなくてはならないものなんだけど、扱いや考え方を間違うと、とんでもない方向へ行っちゃうからね。お金という問題は自分の仕事に当てはめてみるとこう、「固定種・在来種を使った少量多品目・多品種栽培は究極の不効率栽培だからF1品種など揃い・見てくれの良い少品目多量栽培で効率化」などとなっちゃう。思考なら例えばこう、「価値ある野菜だから少し高い値段を」とか「普通のあの野菜がいくらだからこれくらいは」とか「売れ残っても嫌だから少し安くしちゃえ!」とか。いい野菜づくりに本来考えるべきこと?なんでそんなややこしいことを考えなきゃいけないのかねぇ?考えりゃ考えるほどむなしい。お金のいらない世の中になると?って時どき自問自答しているよ。この仕事はもちろん続けるさ、価値ある仕事だと思うからね。「欲しい人・必要とする人に全部分けてあげられたらどんなに楽しいかな。」荷造りして商品とした時に毎回想うことなんだ。お金をいただかなくて済む世の中になったら、ワクワクして選んだ品種を楽しんで栽培し、できた野菜を喜んで人さんにあげる。ホントはそれだけでいいんだ。そんな時代が生きている間に来るといいなぁ(祈)。
お金のいらない世の中 2018.11.29
2018年11月29日 | 0件のコメント